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城戸ワイナリーと奥野田ワイナリーのワイン会、とてもよかったです。ありがとうございました。
会の終わりに全員で一言ずつコメントしたときにも言いましたが、改めて補足しておきたいと思います。
城戸さんのワインは正統派ですね。赤(メルロー)はタニックで重く長熟タイプ、白(シャルドネ)は樽香が乗りコクもあり余韻も長いこれまた重口で、いずれも世界標準に匹敵するレベルだと思いました。「コストパフォーマンスが悪い」国産ワインの中で値段に釣り合う内容を伴うものが出てきたということであり、国産ワインが輸入ものに引けを取らないことを証明するものでもあります。
さて、注目すべきは奥野田ワイナリー、中村さんの作ったワインですね。
火打石やハーブの香りを持った2007桜沢シャルドネは発酵食品にも合いそうな強烈な個性を放っていました。個性が強いと好き嫌いがはっきり別れやすいものですが、私はこのワイン好きです。是非買いたいと思います。私の好きな癖の強いチーズとよく合いそうです。
さらに驚きだったのはメルロー&カベルネソーヴィニヨン2005でした。
一般に赤ワインというのはタンニンが豊富で重くコクのある長熟型がよいとされ、早く熟成するものは安いとされるのが常識のはずですが、このワインは逆に積極的に熟成を進める造りをされており、収穫後たった3年しか経っていないにもかかわらず、10年も寝かせたボルドーワインに匹敵する味わいを醸し出しています。しかも古酒とは違ってグラスに注いでから時間が経ってもその味と香りが失われることはない。これは赤ワインの常識を覆し、全く新しい価値基準を生み出したと言えるものです。このワイン、なんとしても買いたいと思います。
……今、金欠なので買うのは給料日を待っての話ですが……。
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